突撃!隣のアーティスト!
三島テツ子さん(藤久保在住)
▶人とのおつきあいは一生の宝物ですね。
近所づきあいもとても大切です。子育てについても、昔は地域で子どもたちを育てていくという感覚がありました。でも今は子どもを狙った事件も多いので、知らない人から声をかけられないように教えられているし、近所の子でもどこの家の子だかわからなくなっています。今は時代も変わったしなかなか難しいですけど、私が子育てしていたときはちょっと用があるときに近所の人にお願いして、お互いに子どもの面倒を見てもらったりしたこともありました。うちの子もよく友だちを連れてきましたね。そして一緒にご飯を食べるんです(笑)
▶三島さんの手作り料理、とても美味しそうです。
ちゃんと作ったものを食べるようにしています。うちは子どもが2人いるんですけど、2人とも就職して独立できるようになったら1人暮らしをさせました。そしたら、2人とも「1人暮らしを始めて、自分はちゃんと食べさせてもらってきたんだなということがわかった」と言っていました。体も丈夫で悪いところもなく、旬に旬のものを食べていたんだなぁと感謝されました。意識してそうしたわけではないのですが、そう言われて嬉しかったですね。子どもたちはが小さい頃にカップラーメンを食べたがったんですけど、「そういうのは大人になってからたくさん食べられるから今はお母さんが作ったものを食べなさい」と教えていたんです。そのときは不満だったみたいですけど、今になって感謝しているようです。
▶料理を作る上で気をつけていることは?
まずは彩りですね。私は食卓に必ず緑色のものをと思っています。ブロッコリーを1品ゆでておけば、今日はブロッコリーがあるからいいやと。野菜の葉っぱ系のものは食卓に絶対に無くてはならないと思っています。基本的にはあるものでなんとかしようと考えますので、山菜とかいただいたらそれを優先して作るようにしています。最近は年齢のこともありお魚中心の和食が多いですが、こだわりはお出汁ですね。割り下や甘酢はいつも作っておくので、ドレッシングやめんつゆは買ったことがないです。この前も友だちに、「三島さんの料理はレシピが簡単でいい。さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)しか使わないんだもの」と言われました(笑)もしかしたらどれも同じ味になっているかもしれないですけどね(笑)