アートは野となれヤマとなれ
小鹿野の歌舞伎
埼玉会館で行われた埼玉伝統芸能フェスティバルを鑑賞してきました。
埼玉県が主催し、県内の伝統芸能の振興を継承を図るイベントです。
今年度は小鹿野町の「小鹿野歌舞伎」が上演されました。
前半は子ども歌舞伎による「口上」と「傾城阿波の鳴門どんどろ大師門前之場」。
子どもたちが見事な長ゼリフと熱演を披露し、会場からは大きな拍手が贈られました。
後半は大人たちによる「仮名手本忠臣蔵六段目勘平腹切之場」。
こちらはさすがと言ったところか、長年の稽古と経験による本格的な歌舞伎を見ることができました。
地元企業の社長さんや役場の職員ら、小鹿野町の人々がスクラムを組んで歌舞伎で町を盛り上げようという気概を感じました。
ロビーでは小鹿野の写真家・山口清文さんがこれまで撮り溜めた小鹿野歌舞伎の写真展の他、小鹿野名物を販売するブースも。この日は出演者はじめ総勢80人が小鹿野町からやって来て、子どもたちのお母さんらはメイクや着付けをした後、物販ブースで小鹿野町の良いところをアピールしていました。
小鹿野歌舞伎をきっかけに小鹿野町の良いところを知ることができる。こういった取り組み、三芳町も参考にしたいです。
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