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マレーシアの文化

   

さて、フォークロアフェスティバルの翌日は、マレーシアの文化にふれるツアーにご案内いただきました。

マレーシア独立広場まずはクアラルンプールの独立広場(ムルデカ・スクエア)。1957年8月31日にマレーシアがイギリス統治からの独立を宣言した場所です。今も国家的イベントはここで行われるようです。よく手入れされたきれいな芝生が広がり、マレー様式の建築物に囲まれた特別な空間でした。

泥が合流する場所次に訪れたのは、首都クアラルンプールの名前の由来にもなった川。「クアラルンプール」はマレー語で“泥の合流する場所”を意味し、ゴンバック川とクラン川が合流している由緒ある場所です。

 

また、マレーシアの伝統的な結婚式にも招待いただきました。新郎新婦を先頭に式場まで列を成して移動していくのですが、列の最後にはドラムで独特なリズムを鳴らす音楽隊がいて、世界中に幸せを知らせるのだそうです。楽隊とともに街を練り歩くという風習って素晴らしいなと思いました♪

 

式場に着くと、音楽と共にパフォーマンスが始まりました。

恐らく、これから新郎に立ちはだかっていくであろう悪や困難を、家長として振り払っていくことを表現しているのだと思います。圧巻のパフォーマンスで思わず涙が出ました…!

 

この日は昨日のフォークロアフェスティバルで一緒に出演した韓国やインドネシアの団体と結婚式に参列したのですが、親族と思わしき方々を差し置いて、我々を式場内に入れてくれました。これにはとても驚いたのですが、マレーシアの人々は「遠い国からわざわざ結婚を祝いに来てくれたなんて、こんなに喜ばしいことはない」というもてなしの心で、我々外国人を中に入れてくれたのだそうです。マレーシアの人々のホスピタリティに頭が下がる思いでした。

結婚、おめでとうございます!

最後に、マレーシアフィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行きました。

クアラルンプールにそびえ立つ、マレーシアの経済発展の象徴ともいえるペトロナスツインタワーに本拠を構えるアジア屈指のオーケストラです。専任指揮者はコントラバス奏者の古澤直久さんで、今後、音楽の面でも交流を深められたらと思います。

文化は国ごとに異なりますが、それぞれ大事にしているものがあり、それを守って受け継いでいくことが文化なのだと思いました♪

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