みよしの芸術
三芳町の"芸術文化"について
アウトリーチ活動
小さな頃から一流の芸術文化に触れる
三芳町とコピスみよしが取り組む多種多様な芸術文化事業の中でも、特に力を入れているのが「アウトリーチ事業」です。
アウトリーチとは「手を伸ばす」という意味があり、公共ホールが住民との新しい出会いを求め、芸術を身近に感じてもらうための活動です。
この活動はコピスみよし開館2年目の平成16年(2004年)より行なわれ、主に「保育所・幼稚園アウトリーチ」と「小学校アウトリーチ」と「中学生芸術鑑賞会」に代表されます。
保育所・幼稚園アウトリーチ
保育所・幼稚園アウトリーチでは、4・5歳を対象として、町内全8箇所の保育所・幼稚園を2年で巡回することで、未就学児も必ずアウトリーチ体験ができるよう取り組んでいます。 音の鳴る仕組みをわかりやすい事例(オルゴールをピアノの反響板に当てて音を大きくする、マリンバの鍵盤に指を当ててもらい振動を体験してもらうなど)を実際に体感してもらいながら、芸術に興味を持ってもらうことにつながっています。 |
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小学校アウトリーチ
小学校アウトリーチでは、対象を5年生として、受動的になりがちな「鑑賞」とならないよう、音楽室という限られた空間の中で行い、能動的に音楽へ「参加」していくような体験プログラムとして実施しています。 また、アーティストと一緒となり楽器演奏や歌う機会も用意し、仲間と力を合わせて一つのことをやり遂げる喜びを知ってもらいます。 これらの経験は、子どもたちの今後の人間形成に良い影響を与えることになるはずです。 |
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中学生芸術鑑賞会
中学生芸術鑑賞会では、コピスみよしのホールに町内3中学校の1年生を集めて実施しています。コンサートの雰囲気を生で体験するため、劇場の受付係を配置したり、プログラムを配布するなど実際のコンサートと同じ環境で生徒をもてなします。 これは、コンサートで得られる特別で非日常的な楽しみ方を知ることも目的としているからです。 トップレベルのアーティストによる本物の音楽鑑賞はもちろんのこと、アナリーゼ(楽曲分析)やプロになるまでの道のりや体験談を語るなど、音楽への理解を深めていくことにつながっています。 |
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アウトリーチ報告書
三芳町では、これまで推し進めてきたアウトリーチ活動についてまとめ、今後の指針を示すため、アウトリーチ委員会を開き、議論いたしました(平成29年度)。